2009年02月11日

お花見る

お花見る

梅香り若き酒盛思い出し

 散歩の途中で、ふと目を遣った露地の先に梅が咲いていました。
 まだ冬かと思っていた、木枯らしと思えるほどの風の中で。
 妻が駆け寄っていって鼻を近づけます。
 花粉が舞い始めるまでのわずかな間の、この香が好きだ、と笑います。
 真似してみて、その香りの強さに驚きました。

 水戸市の大学に通っていた私は、毎年梅の季節には偕楽園に行っていました。
 けれど思い出そうとすると、サークルでのお花見=お酒になっているのです。
 今にして考えればもったいないとわかるけれど、
 あの頃は……


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Posted by ギマ at 22:44│Comments(0)俳句
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